朝日山公園目次
朝日山公園について
今回は富山県氷見市にある「朝日山公園」をご紹介します。
氷見市幸町にある朝日山公園は小高い丘に位置する360度のパノラマビューが望める見晴らしが絶景の公園です。
展望台からは氷見市街や海越しには壮大な立山連峰や能登半島の絶景が楽しめます。朝日山公園を詳しくご紹介する前に富山県氷見市のこともさらっと触れておきましょう。
富山県の北西に位置する氷見市は日本海を臨む海の幸が豊富な港町。富山県の県庁所在地の富山市から電車で約1時間、自動車でも約1時間で到着できます。
富山湾の王者といわれるブランド魚「ひみ寒ぶり」が有名です。ブリは成長によって出世魚と呼ばれる魚で、1歳魚ガンド→2歳魚ニマイズ→成魚となる3歳魚から「ブリ」→4歳魚「サンカブリ」→5歳魚「オオブリ」と呼ばれています。
その中でも厳しい選定をクリアした成魚のブリをブランド魚「ひみ寒ぶり」として全国に出荷しています。
「日本一のブリ」と称され、11~2月の旬の時期は脂ののった「ひみ寒ぶり」が取扱店に並びます。
日本一のひみ寒ぶりの味をその美味しさを、ぜひご自身で堪能してくださいね。
もう一つ全国に名高いのが「氷見イワシ」です。
氷見イワシは、漁獲直後の鮮度満点のイワシを加工した干鰯を指します。
風味や色・艶も抜群のため、高い評価を受けています。
氷見駅から徒歩約15分の日本海沿いに「氷見漁港」があります。
ブリなどの鮮魚の競りが行われる「氷見漁港」は一般の方でも見学自由です。
活気のある競りの様子が見学できるのは港町ならではですね。2階には食堂があり、新鮮な幸をふんだんに盛り付けた名物の海鮮丼もいただけます。海鮮の鮮度はもちろんお墨付き。ボリュームも満天です。
量に圧倒されて最初は驚くかもしれませんが、美味しいのでぺろりと完食できますよ。日本海の海の幸を堪能しに訪れてみてはいかがでしょうか。氷見駅前から氷見商店街にかけて歩いていくと、皆さんご存じのまんがキャラクターのモニュメントが迎えてくれます。
「忍者ハットリくん」や「怪物くん」のキャラクターたちが「まんがロード」沿いに配置されていますよ。
なぜなら、それらのまんがの生みの親・漫画家藤子不二雄Ⓐ先生の故郷が氷見市なのです。街をあげて「藤子不二雄Ⓐまんがワールド 」を展開しています。おなじみのキャラクターだけではなく、氷見市のオリジナルキャラクター「氷見のサカナ紳士録」も佇んでいます。
藤子不二雄Ⓐ先生が富山湾の魚を擬人化したキャラクター達です。商店街には両側600mにわたり、全部で8種16体のモニュメントが設置されており、中には話し出すモニュメントも出現します。奇想天外の氷見市のまんがロードで記念撮影を撮るのをお忘れなく!藤子不二雄Ⓐ先生の代表作「プロゴルファー猿」の等身大のモニュメントも登場しています。
「プロゴルファー猿ポケットパーク」に設置されており、プロゴルファー猿の世界観が感じられるスペースです。
こちらでも等身大のプロゴルファー猿との記念撮影をお忘れなく!同じく代表作の「笑ゥせぇるすまん」のモニュメントも出現しています。どこにあるかは実際に訪れて探してみてくださいね。喪黒福造のブラックユーモアな世界観を体感できる貴重な場所が氷見市にはありますよ。
他にも特産として加賀藩献上御用うどんとして愛されてきた「氷見うどん」や「白えび」や「甘えび」も有名です。氷見市を訪れたらご賞味ください。
氷見市内はコンパクトシティなので、ぶらり散策にぴったりです。昭和レトロな街並みと川沿いの街路樹が訪れる方の目を和ませてくれます。爽やかな海風を感じながら気持ちよく散策しましょう。
街中を流れる湊川周辺一帯は、「湊川リバーウォーク」と呼ばれ、中の橋と復興橋の間にかけられた橋には、「忍者ハットリくんからくり時計」が設置されています。忍者ハットリくんとその仲間たちが繰り広げるショーを間近で鑑賞することができますよ。
定時ごとに行われているので、時間に合わせて訪れたら見逃さず鑑賞できます。子どもたちに大人気のショーなので、ぜひお子さん連れで訪れてみてはいかがでしょうか。日本海沿いの「氷見漁港」から商店街の「まんがロード」を抜けて幸町の小高い丘にある「朝日山公園」は徒歩圏内です。
「氷見漁港」のある海沿いを散策してから「朝日山公園」を訪れてもいいですし、商店街の「まんがロード」を散策してから「朝日山公園」を訪れてもいいですね。また、「朝日山公園」を訪れ、市街地を一望した際にシンボルスポットを確認。「朝日山公園」を満喫してから、それぞれの目的地に向かうのもおすすめです。
それでは「朝日山公園」を簡単に説明しましょう。朝日山公園は、1909年皇太子(後の大正天皇)の北陸巡啓を記念して開園されました。それから市民の憩いの公園として開園を続けています。
2012年10月には3歳から6歳対象の小型複合遊具と4連ブランコが遊具広場に設置され、小さなお子さんの遊び場として充実した空間ができあがりました。2021年3月、朝日山公園が拡張され、新たに「見晴らしの丘」が開園しました。
新しくエリアが拡大、遊具も整備されたことによって、さらに使いやすく心地良い空間ができあがりました。
朝日山公園の見どころ
さらに詳しく「朝日山公園」をご紹介していきましょう。
見どころなどもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
2021年3月14日、新しいエリア「見晴らしの丘」が誕生しました。
見晴らしの丘は、朝日山公園の北側に位置しています。
見晴らしの丘とは、この高台から氷見市内・市街を一望でき、富山湾までの見わたせるということで名付けられました。
新たに大型遊具も設置されました。
長さ23メートルのローラー滑り台などをはじめとする遊具で、計30種類以上の遊び方が楽しめると子どもたちに大人気です。
広々とした空間で伸び伸びと遊べるので、大人たちもくつろぎながら見守っています。
シンボルタワーも設置され、高さ6メートルからの眺望は見応えがありますよ。
家族や友人たちとくつろげるエリアは「憩いの広場」でも可能です。
モダンな外観の屋内施設「センターハウス」を完備。センターハウスでは椅子やテーブルが設置されているので、様々な屋外活動に利用されています。
その周辺には朝日山公園名物「ロングベンチ」が設置されており、多くの方が同時に着席しながら絶景を楽しむことができます。
やはり見どころは、「見晴らし台・展望台」からの眺望です。
氷見市内外を一望できるのはもちろん、富山湾をはじめとする日本海の大海原、壮大な立山連峰、能登半島も見わたせます。
氷見の海の青さや自然に恵まれた価値ある場所ということを再認識させてくれるでしょう。
他にも約1万平方メートルを誇る芝生広場では、子どもたちが追いかけっこをしたり、ハイキングがてら散歩をしたり、ピクニックマットを敷いてくつろぐ姿も見受けられます。
緑豊かな場所でのひと時は日常の喧騒を忘れ、リラックスできそうです。
自然豊富な朝日山公園ですが、花の名所としても有名です。
朝日山公園内には約約170本のソメイヨシノが植樹されており、春には一斉にピンク色の可愛らしい花を咲かせます。
見晴らし台からは、ソメイヨシノと青の空と海の絶景が眺望できます。
澄んだ青空の元、最高のフォトスポットとなりそうです。
白い雪原の立山連峰の風景と桜のコントラストは、朝日山公園だからこそ見られる絶景です。
ため息がもれるほど美しいこの光景を一目見ようと多くの方が足を運んでいます。
桜の見頃時期には夜間ライトアップも開催され、昼間とは違った幻想的な雰囲気が広がります。
多くの観光客が訪れる一大イベントとして盛り上がり、市民はもちろん、県外からも多くの方が訪れ賑わいを見せています。
ソメイヨシノの後には、八重桜・藤の花も咲き誇り、春の朝日山公園が華やぎます。
春はもちろんですが、他の季節も訪れる度に新たな魅力を感じさせてくれる朝日山公園です。
ぜひ何度でも訪れて、自分のお気に入りのスポット・時期を見つけてくださいね。
朝日山公園の周辺
朝日山公園付近のおすすめスポットをご紹介しましょう。
「光禅寺」
創建約700年、加賀藩前田家ゆかりの曹洞宗の古刹。
この光禅寺は藤子不二雄Ⓐ先生の生家です。先生が小学5年生まで住んでいました。
門をくぐると、先生のまんがのキャラクターたち「忍者ハットリくん」「怪物くん」「プロゴルファー猿」「喪黒福造」が出迎えてくれますよ。
人気キャラクターたち一斉に出会える貴重な場所。先生の生家を訪れたと誰かに話したくなる穴場的スポットです。
住所:富山県氷見市丸の内1-35
アクセス:氷見駅から 徒歩で約16分
「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」
レストランやフードコートで地元ならではのグルメが味わえます。氷見漁港直送の回転寿し、氷見うどん、氷見牛などバラエティに富んでいるので、お好きなものが見つかるはずです。
新鮮な魚介類も購入できその場でいただくことも可能ですよ。
屋外には天然温泉の足湯も無料で利用可能です。
波の音を聞きながら、疲れた体をゆったりと癒してくれます。
隣りには源泉かけ流しの温泉につかれる温泉施設もあるので、本格的な温泉三昧も可能ですよ。
氷見市ならではの塩分豊富な泉質で体も心も癒してくれます。
住所:氷見市北大町25-5
アクセス:氷見駅より徒歩約25分
アクセス方法
氷見駅から朝日山公園までのアクセスをご紹介します。
氷見駅から徒歩約15分
自動車でのアクセスをご紹介します。
能越自動車道氷見ICから車で約10分
朝日山公園には無料の駐車場が50台完備されています。
宴会なども21時まで可能。火気厳禁でゴミはお持ち帰りください。
富山市にお住いの方は富山駅から氷見駅までのアクセスをご紹介します。
富山駅から氷見駅まで
鉄道で所要時間:約50分
富山駅→あいの風とやま鉄道→高岡駅→JR氷見線→氷見駅
※日曜日に訪問予定の方は観光列車「べるもんた」がおすすめです。
観光列車べるもんたなら、氷見までの充実した旅を実現できるでしょう。
観光列車ならではの上質な空間・洗練されたデザインで快適な列車の旅を演出してくれます。
富山ならではの海の幸に特化したグルメを展開しており、車内には寿司職人が乗車し厳選した寿司メニューを提供。
他にも地酒が味わえる「ほろ酔いセット」や「飲み比べセット」などのご用意があります。
車窓からは美しい海岸線を望めるオーシャンビューの絶景が楽しめます。
曜日限定とはなりますが、検討してみてはいかがでしょうか。
富山駅→あいの風とやま鉄道→高岡駅→観光列車「べるもんた」→氷見駅(所要時間約1時間20分)
自動車で所要時間:約50分
富山駅→氷見駅
バスで所要時間:約1時間30分
富山駅→富山地方鉄道バス→高岡駅→加越能バス→氷見駅
首都圏にお住いの方は東京から富山市へのアクセスをご紹介します。
東京から富山駅まで
飛行機で所要時間:約1時間30分
羽田空港→富山きときと空港→富山地方鉄道バス 富山空港縁→富山駅
新幹線で所要時間:約2時間10分
東京駅→JR北陸新幹線「かがやき」→富山駅